« 9個目の黒竹輪弧口花籠 | トップページ | さむい・・・ »

和歌山の色。長谷川美穂個展

 長谷川美穂さんの個展に行ってきました。陶器の知識はなかったのですが、色々とお話を伺いとても楽しく過ごさせてもらいました。ありがとうございました。

 小さなギャラリーで最初はのぞくと誰もいないので、入っていいのかと不安でしたが、長谷川さんが色々と解説してくださって、とても興味を持つことができました。自然の釉薬を使うきっかけは、出身地で栽培が盛んだった蜜柑で釉薬をつくってみたことだったそうです。嫁ぎ先では桃栽培が盛んで、桃に挑戦したそうです。そして、次には梅をということで友人の紹 介ではこぎさんの家で梅をもらうようになったそうです。他にも柿でもやっておられるそうです。和歌山にこだわった姿勢がとても素敵だと思いました。

 釉薬というのは灰ならなんでもできるそうで、どんな色が出るかはやってみないと分からないそうです。釜の中の酸素の量の違いや、陶器の土の質でも出る色が変わるそうです。

Ptouki2 梅は濃い青緑が出ていました。土によっては淡く繊細な青でした。蜜柑は緑。エメラルドグリーンのしずくがとても美しく輝いていました。そして、桃がすばらしい。青や、ピンクなどが複雑に混じり合っているのです。梅や蜜柑は安定して色がでるらしいのですが、桃だけは全く予想ができず、同じ物ができないとおっしゃっていました。炎の温度、空気の量そんPtouki1なものが影響しあって複雑な色がでるらしいのです。赤い色がなかなか出なくて難しいそうです。3年ほどかかったそうです。空気の量などは炎の様子をみて調節されているとか。なかなか奥が深い世界だと思いました。柿はベージュ色になるということですが、実物がなかったのが残念でした。

 いろいろと雑談をしていると、お客さんがこられましたので失礼しました。
 せっかくなので、小皿を購入しました。どれにしようか迷ったのですが、桃と蜜柑を使った物を購入しました。実は梅の茶碗も魅力的だったのですが、今回は見送りました。しかし、夕飯時に、茶碗を手に取ってみて、ふとギャラリーで手に取った飯茶碗の感触が思い出されて、買っておけばよかったと後悔してしまいました。会期中にもう一度いけるかなぁ。

|

« 9個目の黒竹輪弧口花籠 | トップページ | さむい・・・ »

コメント

水曜日の仕事帰りに、茶碗を買おうとギャラリーに行ってみました。19時までだったので、あわてて行き18時についたのですが、店が閉まっていました。早めに切り上げられたのかな。残念でした。最終日は行けそうにないので次の機会にします。

投稿: 幸雲 | 2006/11/11 11:34

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/41440/12555485

この記事へのトラックバック一覧です: 和歌山の色。長谷川美穂個展:

» 長谷川 美穂個展の案内 [Bamboo Baskets]
 和歌山の陶芸家、長谷川美穂さんの個展が京都で開催されています。長谷川さんは和歌 [続きを読む]

受信: 2007/07/27 01:04

« 9個目の黒竹輪弧口花籠 | トップページ | さむい・・・ »