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油抜きについて

油抜きの考察」で油抜きの時期についてのコメントがありました。昨年、茶道具を作っておられる竹工芸家、黒田正玄氏の展覧会の資料に、参考になることが書かれていましたので紹介します。この内容は、会場でビデオで詳しく紹介されていました。良いできの映像資料で、欲しいくらいでした。

さて、黒田氏のところでは、11月頃に竹を切り出し、2ヶ月ほど根の方を上にして乾燥させてから油抜きをされるそうです。炭火でじっくりと油抜きをされます。炭の種類や炭火の火力の整え方など独特の調整法があると映像では紹介されていました。また、茶杓にされるのでしょう。細長く割った状態で油抜きをされていました。
その後、2ヶ月ほど、天日干しをされるそうです。その時も根の方を上にしておられました。そして、千家十職と言われる工芸家、ここからが違います。乾燥した竹は4年ほど寝かされるのです。寝かしている間にカビ、虫食い、割れなどの様子を見て対策をとりつつ選別していきます。吟味とおっしゃっていました。そうして、残った材料が信用のできる材料ということになるとのこと。

さすがです。素人ではなかなかそこまで手を入れることはできません。少なくとも本職の方は2ヶ月乾燥させて、油抜きの後、2ヶ月天日干しされるということは真似ることができますね。参考にしましょう。

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油抜きの考察

油抜き

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