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華道の世界からみた竹籠の美

華道の世界から竹籠にアプローチした本がありました。
ついつい、買ってしまいました。

竹器にいける
監修 池坊専永
日本華道社

この本は、竹籠を作る者の視点から本ではなく、監修者の名前からもわかるように花を生けられる方の視点から編纂された本です。

竹籠や寸胴などの竹の花入れ(竹花器)に凛とした花が生けられた写真が沢山掲載されています。華道の名門、池坊の流れをくむ方々の作品です。どれもすばらしい。

竹籠の美しさだけではなく、花が生けられことにより全体としての調和が見事です。
こんなに、洗練したようにはできませんが、竹籠に花を生ける時の参考になります。また、生ける時のポイントなども掲載されています。(竹花器が中心です)

しかし、特筆すべきは2種類の竹籠の作り方が掲載されていることです。生け花の本なのに、作り方が書いてあったことには驚きました。
一つ目は、「四海波竹籠」です。初心者向けの講座などでよく教材に取り上げられています。私も作ってみたくて、以前に、新聞に掲載されていたこの籠の作り方やネットに掲載されている写真などから手探りで作った籠です。写真も豊富で丁寧な解説が付いています。

もう一つは、「編み残し籠」です。蛇籠を途中でやめたような感じの籠です。六目編みが基本になった籠です。山野草が似合いそうな、野趣のある籠です。

竹籠の職人や工芸家が作った美しい籠と、華道家の洗練された生け花。美と美のコラボレーションとも言える美しい写真集。是非一度、ご覧いただければと思います。

でも、華道としての竹籠に生けるのもすばらしいですが、竹籠には野の花を一輪そっと生けるというのも、趣深くて好きですね。それは茶道の世界の見方なのかな。

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