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ボストン美術館展

ちょっと前の話ですが、京都市立美術館で開催されていた、ボストン美術館展をみてきました。約80点におよぶ作品。どれもすばらしいものでした。

モネの作品が多くありまいた。特に今年はフランスでモネの家にも行きましたし、オランジュリー美術館でモネの睡蓮の大作も鑑賞しました。そのせいもあるのか、モネの作品を熱心に見て過ごしました。

フランスでジベェルニーに向かうバスでガイドの方から聞いた話も鑑賞する上で随分と参考になりました。印象派はそれまでは室内で描かれていた絵画を室外で描き、光の表現を追求した画家たちだとのこと。行き着いた技法は、原色を用いて、それを直接まぜずに使うというのです。色は、人間の目の中で混ぜ合わせる。そうすることによって光りを感じさせるというのです。ですから、印象派の作品を鑑賞するときには遠く離れてみるといいと言うことでした。

確かにモネやルノアールといった画家の絵は、近くで見ると輪郭がぼやけて何やら今ひとつ言った感じがします。しかし、遠くからみると本当にその風景が色鮮やかい際だって見えるのです。多くの人が、作品の間近に集まって鑑賞しているところかから遠ざかり、展示室の中央に立ち、周囲にぐるりと展示されている作品を向きを変えつつ鑑賞しました。とても見事です。近くで見るよりも鮮やかな光景が見えてきました。

帰りに売店でモネの絵はがきを数枚買いました。しかし、本物のような鮮やかさはそこにはありません。やはり、絵の具の盛り上がりによる光の具合などを含めて、作品なのでしょう。印刷した平面の物だけを見ればどこがよいのかがよくわかりません。おそらく、平面の作品をみただけでは同じ印象を持たなかったと思います。

この展覧会の図録はしっかりした表紙で、印刷も美しく大変見やすいものでした。表紙も3種類用意されており、なかなか力がはいっています。魅力的でしたが、私の本棚は図録であふれそうになってきていますので、涙をのんであきらめました。

追伸
日本の美術館の特別展は観客の数が多く、なかなかゆっくりとみることができません。その展、フランスの美術館は日本に特別展でくるような作品がふつうに展示されており、さらに写真撮影が可能な美術館が多いことに驚きました。

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