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原発事故

恐ろしいことが続く。福島原発の事故だ。
原発に対しては不安をずっと感じていた。電力会社は安全を強調しているが本当なのかと。過去に建設中の原発を見学をしたことがある。原発はクリーンで安全なエネルギーこんな説明をうけた。これは日頃電力会社のテレビCMでもずっといわれていたこと。二酸化炭素の問題がいわれるようになってからその声も大きくなった。しかし、放射能のゴミを生み出す原発のどこがクリーンなのか私には理解できなかった。電力会社の体質か原発の情報は隠される。増殖高速路もんじゅの事故の時にも真実はなかなか表にでてこなかった。

原発が建設される前にはどこの町でもは賛成派と反対派に二分され、多くのお金が動いたという。反対派住民に対して嫌がらせや差別もあったという話もきいた。政治家とも絡んでいる。放射能の問題もあるが、何か裏には闇を感じる。莫大な建設費、そして核廃棄物も将来にもずっと莫大な維持管理費が必要になる。廃炉にしたとしてもそれは利益を生まない巨大な核廃棄物となる。おそらく、これが対応年数が問題といわれても、止められない理由なのだろう。今回の事故で東電が廃炉を躊躇したのは、もしかしたら、利益を生まずコストのみの核廃棄物の保有を嫌う会社の方針があったのかもしれない。

ネットを検索してると、もと原発技師の方(故人)が書かれたという手記(講演記録か?)があった。

「原発がどんなものか知ってほしい」

この手記がいつ書かれたかは不明だが、1997年に亡くなっているのでそれ以前には書かれたものだろう。
そこには、安全とは裏腹の管理体制と、いい加減な工事の状況などが記されていた。そして、今回大事故を起こしている福島第1原発の危険性が書かれてあった。そして原発で働く人の危険な環境も。この手記が事実であれば、今、事故現場では恐ろしい環境の中で作業にあたっておられる。

いったいこの事故はどう収束するのか。経済的損失、農業地帯での大事故。津波に現れた農地は、復興できても、放射能で汚染された農地は簡単に復興できない。
そういえば、日本ではチェルノブイリの事故発生当時各電力会社は、このような事故は日本ではおきないと言っていたのではないか。

現状は、チェルノブイリのように核反応が起こっている訳ではないというが、今のままでは時間の問題のように思う。そうなっては困る。国の体制が変わってしまうだろう。
現地では命がけで懸命な努力が行われている。いや、闘っておられる。作業員、警察官、消防隊員、自衛隊員には頭が下がる。手を合わせて祈る。それしかできない。「どうか日本をお守りください。」と。

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