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煙草入れ挑戦

私にはあこがれの籠があります。それはたばこ入れです。
たとえば、竹庭得斎さんのコレクションにあるようなもの。(竹工芸.com)

手のひらサイズで、ふたがついています。昔はタバコを入れ、ひもの反対には根付けや、細長い竹製のキセル入れをつけて、帯にかけてぶらさげたといいます。

私がこのタバコ入れとであったのは、田辺竹雲斎さんか小竹さんの個展におじゃましたときのことでした。小竹さんがこのタバコ入れを取り出し、中から名刺を取り出されました。

しゃれたデザイン。時代を経て味のでた竹の風合い。こんなのを作りたい。そう思いました。手にとって見せていただきました。初めて手にした竹の工芸品だったかもしれません。その手になじむ感じはとても心地いいものでした。

そのときのイメージを大切に持ち帰り。その時点での技術でよく似たものを作ろうとしました。結構いい感じで作れたのですが、名刺サイズには作れず名刺の半分くらいの高さのものしかできませんでした。(ミニ魚籠?

Tabako110716 そして、今回。小竹さんが作られたタバコ入れの写真を撮らせていただき、じっくりと観察して作ってみることにしました。

細かい細工と、貴重な矢竹を飾りに使っています。

そして、この写真を元に作りかけました。

Tabako110723 サイズが思っていたものより、大きくなりすぎましたがぼちぼちと積み重ねてきた経験が生きています。ヒゴを自分で作れるようになったことが一番の成長です。飾りの矢竹は私は持っていません。そこで真竹の表面の傷が模様となっているものを配置してみました。試作と思って作っていたので、最初の方は雑な作りとなってしまっています。とりあえず。これを完成させたいです。外側と内側の2つの籠を合わせてひとつにするのと、蓋を合わせて作るということをやったことがありませんので、結構難関です。

この先の部分の写真がうまくとれていなくて、実は行き詰まっています。上部の部分はもう一度ほどいてヒゴを作り直そうとしています。

小竹さんは、子供の頃、籠を見せられこれを作って見ろというふうにして教えられたそうです。「教えてもらったものは身に付かない。」本当にそうなのかもしれません。私は、このタバコ入れを必ず作り上げたいと思っています。

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