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有栖館(有栖川宮旧邸)一般公開

京都御苑に隣接している有栖館も一般公開していました。春にはしだれ桜が塀越しに美しくみえている建物です。

有栖館とは、隣接する平安女学院が2008年に購入した旧京都地方裁判所所長宿舎です。この建物は、現在は絶家となった有栖川宮家の邸宅の建物の一部を移築したものだそうです。もともとは京都御所建礼門前(京都御苑内)にあり、遷都にともない移築され宿舎として利用されていました。

Arisu11_1Arisu11_2書院造りといわれる建物は、玄関棟、住居棟、客間棟と3棟に分かれています。特に客間棟は美しい建物でした。解説によると、床の間と付け書院を備えた2畳の上段の間がある12畳の座敷。その隣に15畳の網代のように組まれた板の間があります。この板の間が能舞台として利用されていたそうです。

Arisu11_6宮家の建物ということで、質素ではありますが品があり、能舞台も用意されているなど貴族文化の名残を感じました。

Arisu11_4 書院の上には透かし彫りの龍があしらわれています。このような間が私も欲しいなと思ってしまいました。

ちなみに、庭にある2本のしだれ桜は、醍醐寺から移植されたものだそうです。秀吉が見た桜の孫にあたるそうです。

Arisu11__5遷都により、多くの公家達も東京に引っ越しをされました。放置された周辺の宮家、公家の屋敷は荒廃したそうです。 

 今の京都御苑のように松が植えられて公園となったのは遷都後10年以降のことだと説明されていました。有栖川邸もそんな屋敷のひとつが移築され今に残ったのはすばらしいことだと思います。

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