« 安野光雅氏の絵画展 | トップページ | 網代箕完成 »

雨の志賀直哉旧居

先日、奈良にある志賀直哉の旧居に行ってきました。以前、春日大社参拝の帰り道わき道にそれて散策した時、偶然この場所にたどり着きました。そのときは閉館しており見学できませんでした。あいにくの雨でしたが、人が少なく、ゆっくりとした時間を堪能できました。

志賀直哉の旧居
公式:奈良学園http://www.naragakuen.jp/sgnoy/index.html
訪問者の記事:http://burari2161.fc2web.com/siganaoyakyuukyo.html

閑静な住宅街の道路から志賀の旧居は見えません。土塀の小道を少し入ったところにひっそりとあります。

奈良の特徴だと私は思うのですが、広い道路を一つ入るすぐ昔ながらの狭い道になってしまいます。これが奈良の魅力なのかもしれません。志賀の旧宅への道も路地を入るとすぐに昔ながらの土塀が続く風景が広がります。
観光シーズンの前なのか、また雨が降っていたせいか周辺の人通りはありませんでした。

この地域は昔は春日大社の社家の住まいがあった跡地で、志賀直哉が居を構えた頃には家はまばらだったようです。

Nara201203_4 Nara201203_5 旧居の敷地は広く、作りは昭和の初期としてはとてもモダンなものです。茶室があるかと思えば、調理場とカウンターでつながった食堂があります。そして広いサンルーム。多くの文人、芸術家がつどったといいます。洋風なのに日本家屋の大工さんがつくると洋風ではなくなるのがおもしろいです。サンルームの天井などはまさに日本家屋です。

そして、やはり小説を生み出した書斎。池の見える北向きの書斎。庭の見える南向きの書斎。どれをとってもとても居心地のよい家です。

Nara201203_7 見学者も私たちのほかに、1組がいるだけ。外からの騒音もなくまるで時間が止まったかのような、とても静かな落ち着いた時間を過ごせませました。このような環境にいたら何かを書いて見たいと思いました。このような駄文ではなくもっとすてきな文章が書けるに違いありません。

Nara201203_3 よく見ると、家の各所に竹が使われていました。
おもしろいと思ったのは、床の間に飾られていた茶筅を模した掛け籠です。当時の物ではないでしょうが、おもしろいなと思いました。

Nara201203_2 たかばたけ茶論 http://takabatake-salon.jp/
志賀の旧邸の周りにもいい感じの建物が残っています。
「たかばたけ茶論」の看板がありました。土塀の一部がアーチをくぐるとかわいい建物。こちらも古い洋館の一部が喫茶店として営業をしていました。とても魅力的だったのですが、今回は入りませんでした。次回は是非立ち寄ってみたいと思いました。

Nara201203_1 奈良ホテルのティールーム。http://www.narahotel.co.jp/
奈良ホテルの喫茶室で休憩しました。奈良ホテルは天皇陛下が奈良に来られた際には宿泊され由緒あるホテルです。建物は木造でとても趣深いものです。

私は抹茶と和菓子の花見セット。窓からは庭に植えられた梅の花がとてもきれいでした。

|

« 安野光雅氏の絵画展 | トップページ | 網代箕完成 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/41440/54361924

この記事へのトラックバック一覧です: 雨の志賀直哉旧居:

« 安野光雅氏の絵画展 | トップページ | 網代箕完成 »