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「現代の名工 廣島一夫の手仕事」展のご案内

竹籠には大きく分けて二つの種類があると思います。茶道、華道と共に発展してきた美術工芸品として竹工芸。もう一つは、日常の中に息づく道具としての竹籠です。後者のものは、青竹から作られるために「青物」と呼ばれたりします。「青物」の魅力は、その実用性の中にある美しさ。シンプルに見えるがその造形は芸術とも言えます。道具としての機能を工夫した職人の工夫と技術。とても魅力的です。私はもともと、この青物のような籠を作ってみたいと思ったのが最初です。

さて、ネットを通して交流を持っていた水俣の青物師の井上さんから封書が届きました。開けると、展覧会のパンフレットが入っていました。
なんと、竹細工で有名な宮崎県日之影町の97歳の竹職人の廣島一夫さんの作品展が滋賀県で開催されるというお知らせでした。

主に70歳代の頃に編まれた籠が展示されるとのことです。写真の籠もとても素敵です。
そして「おりが作る籠は見るためのものじゃねえよ。使うためのものじゃ」という言葉が添えられています。かっこいいですね。こんな美しい籠を使えるというのはとてもすばらしい。

前置きが長くなりました。

「暮らしのなかで息づく竹の道具たち 現在の名工廣島一夫の手仕事」

2012年8月1日(水)~8月12日(日)
会場:ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
   滋賀県近江八幡市永原町上16
開館時間:10:00~17:00(最終日は15:00まで)
休館日:8月6日(月)
観覧料:一般300円 高大生250円
        中学生以下・障害のある方と付添者1名無料

花籠作りのワークショップやトークもありますが、予約がいるそうです。
詳しくはボーダレス・アートミュージアムNO-MAの案内をご覧ください。
http://www.no-ma.jp/information/dt_162.html

水俣の井上さんも来場し、実演をされるということなので、私はぜひ行きたいと思っています。


追記2012/07/01

竹職人さんがブログ(雑 閑)でこの展覧会を紹介されています。実際に廣島さんにお会いされた時の記事も掲載されています。

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コメント

ご案内していただき、どうもありがとうございます。
廣島さんは、カゴのみならず、人としても色々なことを教えてくださる方です。彼の手仕事をどうぞ見にいらしてください。
私自身は前半の1日~5日、会場にいる予定です。
幸雲さんとお会いできるのを楽しみにしていますね。

投稿: 井上 | 2012/06/29 23:05

コメントありがとうございます。
是非とも伺います。昔は日常の道具でしかなかった竹籠ですが随分と遠い存在になってきています。しかも道具となればなおさらです。おそらく青物の職人さんは淡々と道具としての竹籠を作ってこられたに過ぎないと思います。しかし、その積み上げの中に生み出される籠の美しさには心奪われるものがあります。とても魅力的な展覧会だと思います。

井上さんとお目にかかる機会もそうはありませんので、私も楽しみにしております。

投稿: 幸雲 | 2012/06/30 06:49

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