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籠の染色

Kago120616_1  籠を染色しました。初めての染色体験です。
 染色液が入った大きな鍋にゆっくりと浸し、色合いをみては、水で洗い、また液に漬けるという作業を何度か繰り返しました。
 繰り返す度に黒く染まっていきます。真っ黒かというとそうではなく、その奥に赤みがあります。染料は天然素材だとのこと。それでこんなにきれいに染まるのが不思議であり、とても楽しかったです。
 手にする丸籐では、うまく表面の蝋質の部分がとれてなくて、染まらない部分がありました。サンドペーパーをかけてまた液につけました。油分のある表皮を丁寧にはがさないといけないという理由がよくわかりました。

Kago120616_3 Kago120616_3

 綺麗に染まった籠は、まるで別物です。よく見ると、やっぱり歪んでいるのですが、籠の表情がとても変わりました。私が作った籠に見えません。

 また、歪みは染料の鍋から出した直後に形を整え水で冷やして固定するということでしたが、うまくいかず、若干のがたつきがでてしまっていました。残念です。

 籠が乾いた後に棕櫚のたわしで磨きました。余分についた染料をこそげ落とすと、光沢がでてきてとてもきれいになりました。

Kago120616_2  また、おとしについては、竹のへらで内側の薄皮をこそげ落とす作業をしました。内側の角の部分は少し染料がおちてもいいので丁寧にという指導がありました。外側は800番位のサンドペーパーをかけました。

後は、手をつけて、漆を塗って完成です。
難関は漆です。かぶれないように気を付ける必要があります。でも漆はあこがれでもあります。完成がとても楽しみです。

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コメント

★幸雲さんへ★


こんにちは。

とっても素敵な、日本古風の作品。

完成度の高さに感服です。

私も「一助の手作りマイ箸キット」を作成し、販売をしているのですが、完成度の低さに不満足です。

ここで、作品の完成度をあげる熱意をいただいていきます。

              kenjiman.

投稿: knjiman. | 2012/06/23 14:24

kenjiman.さん。コメントありがとうございます。

お褒めいただきありがとうございます。
でも、私はこの作品でも不満がいっぱいあるのです。私はまだまだ未熟者です。

でも、継続は力なりです。私は籠を初めて9年位になります。辞めずに続けたので今があります。
上達はしていますが、作品に満足がいかないのははじめた当時のままです。

kenjiman.さんも技術向上を目指して作り続けてください。
ちなみに、最初に作った籠についての記事を紹介します。

「初めて編んだ籠」
http://kounsai.cocolog-nifty.com/bamboo_baskets/2006/04/__83dd.html

投稿: 幸雲 | 2012/06/23 17:14

コメントありがとうございました。
もう9年も竹をなさっているんですね、私は2年目ですから大先輩からのお言葉、ありがたく頂戴致します。

ブログに全部目を通せず申し訳ないのですが
公募展などは視野に入れられているのでしょうか?
私ごときが言うのもおこがましいのですが、
これからもどうぞ制作活動頑張って下さい。

投稿: かしこまりこ | 2012/06/24 16:03

かしこまりこさん。コメントありがとうございます。
私の9年はたいしたことないです。月1~2回のカルチャーセンターの編み方を教えてくれる教室に行っていただけですから。竹のこなし方をきちんと習ったのは今の先生に教えてもらうようになったここ1年のことです。それまでは我流でした。

先生からは、励みになるので公募展出品を目指しましょうと言われているのですが、まだまだです。基礎がきっちり身についていないので、いいヒゴがなかなかとれないのが悩みの種です。

かしこまりこさんも、いい籠をお作りください。

投稿: 幸雲 | 2012/06/24 21:26

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