« 「現代の名工 廣島一夫の手仕事」展レポート | トップページ | 「現代の名工 廣島一夫の手仕事」展レポート3 »

「現代の名工 廣島一夫の手仕事」展レポート2

Kago20120803_8  2階では、実演と展示販売のコーナーがありました。思っていたよりも多くの観客の方がおられて驚きました。実演されているのは、水俣のカゴ屋さんでした。

 ちょうどひごの幅引きの実演中。ヒゴが引かれる心地よい音が響いていました。素早い作業が見事です。それを感心して見入る人々。その中に、以前通っていた竹細工の教室で一緒だった方の懐かしい顔もあり、あまりの偶然に驚きました。

 室内には、職人さんの作品も展示販売されていました。
 廣島さんの籠も見事ですが、水俣のカゴ屋さんが作られる籠も見事です。手にしてみると実にしっかりとした籠です。縁巻きもとても美しいものです。私は、水俣のカゴ屋さんの籠でいいものがあれば求めたいと思っていました。でも、展示されているものはすべて売約済みでした。

 実演が一区切りついたので、水俣のカゴ屋さんに挨拶をしました。以前に一度、出版社の著作権がらみも問題の時に電話で話したことがありましたが、直接お目にかかるのは今回が初めてでした。

 工房におじゃましたいとずっと思っていましたが、水俣は遠く、なかなかそれもかないませんでした。今回、滋賀にこられるとのことで、いい機会でうれしく思いました。

 お目にかかったときには、いろいろと聞いてみたいと思ってもいたのですが、結局、世間話で終わってしまいました。残念。
 一つだけ、気になっていたことを教えてもらったのは、青物での磨きの有り無しのねらいについてだけでした。作品の購入についても、うっかりたずねるのを忘れてしまっていました。近江八幡が近ければ、もう一度くらい行きたかったです。

|

« 「現代の名工 廣島一夫の手仕事」展レポート | トップページ | 「現代の名工 廣島一夫の手仕事」展レポート3 »

コメント

和歌山のれいこです。
近江八幡まで行ってきましたよ~。
ものすごく良かったです!

シイタケやお茶の、収穫籠・干し籠
ウグイやモクズ蟹を捕る漁具
紡いだ麻を収納する籠
食べ物を保存するつるし籠。。。。

籠を見て、いのちが循環する、昔の暮らしを感じました。
生活を紡ぐ籠、わたしの目指すところ、です。

チラシくださって、ありがと~ございました!
またステキな情報あれば、教えてくださいね♪

投稿: れいこ | 2012/08/10 12:01

れいこさま

ご訪問いただきまして、企画展に関わった者として私からも御礼申し上げます。
廣島さんが作られる生活の道具は、普段は農家などで使われるカゴなので、今回の様に展示されるのは本当に珍しいと思います。また、写真撮影はもちろんのこと、実際にカゴを手にとって触れてみれること、喜んでいただけたのであれば何よりでした。

「いのちが循環する」、その通りだと思いました。
どうもありがとうございました。

投稿: 水俣のかごや | 2012/08/11 20:18

水俣のかごやさまへ

はじめまして~以前から興味深くHP見せていただいてます!
期間中水俣のかごやさんにお会いしたかったんですが、日程が合わず、残念やな~と思っていました。
幸雲さんのHP上でお話しできてうれしいです。

私が行ったときには小川さんが実演されていて、生で見る職人さんの手の動き、道具の使い方、青竹細工について知りたかったことも丁寧に教えてもらえて、、、
とても勉強になりました!

わたしは暮らしとともにある籠を作っていきたいと思っているんですが、こちら関西でそういった職人さんがなかなか見つからず、地域で途絶えてしまったのかと、さみしく思っていました。
なので今回、実演や、実際に「働く籠」の展示を見れて、とてもうれしかったです。

企画されたみなさまへ、、、
ありがとうございました!

また皆様の作品を見れること、
ご縁がつながること、たのしみにしています!

投稿: れいこ | 2012/08/12 13:19

れいこさん。コメントありがとうございます。
遠い所、足を運ばれたんですね。
実演されている方に熱心に質問されている様子が目に浮かびました。
れいこさんならきっと、今回の展覧会はよろこんでいただけると思っていました。
水俣から届いたチラシが和歌山の生活の籠をめざす方に届いたということです。水俣のカゴ屋さんが私に託された想いを受け止めてくださったということです。よろこんでいただいてうれしく思います。お知らせしたかいがありました。

水俣のカゴ屋さん。コメントありがとうございます。
竹に新たな命を吹き込む、職人さんや工芸家の方を本当にすばらしいと思っています。
でも、そのすばらしい道具や作品を受け止められる環境が日本から少しずつ失われていることを悲しく思っています。少しでも竹の魅力を理解する人を増やせないかといつも思っています。
今回の展覧会は本当にいい物でした。もっといろんな所でいろんな人に見てもらえたらいいのになと思いました。九州では、まだこのような籠が実際に使われているところもあり、水俣のカゴ屋さんたちが活躍されています。そのことを多くの人に知ってもらいたい。日本人の多くは生活の竹籠は過去の物と思っているのも事実なのです。そこが悔しいところなのです。職人さんが活躍される場がもっとあって、技術が継承されることを願ってやみません。

投稿: 幸雲 | 2012/08/12 20:36

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/41440/55381910

この記事へのトラックバック一覧です: 「現代の名工 廣島一夫の手仕事」展レポート2:

« 「現代の名工 廣島一夫の手仕事」展レポート | トップページ | 「現代の名工 廣島一夫の手仕事」展レポート3 »