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鉄線編みの盛り籠その2 (鉄線編みの法則発見 !)

編みが宿題になってしまい、編み方を理解することなく、教室での時間が終わってしまった私は、家で編み方を研究することになりました。終わり際にすでにこの籠を作られた生徒さんに教室でもらったという資料を譲ってもらいました。

家に持ち帰り、その資料と写真に撮った見本の籠とを見比べながら法則性を見つけようと必死で観察をしていました。

そしてとうとう、自分なりに、法則性を発見しました。(今さら発見というほどではないですが)

私が見つけた法則を発表します。

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<<追記>>2015.8.24
正統派の編み方を解説したブログのリンクを追加しました。
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その前に、正統派の編み方を知りたい方は、こちらをごらんください。

八木澤竹芸ブログ -バンブーログ- 「鉄線編み」 
http://blog.livedoor.jp/tenshofu/archives/1445395.html

動画付き記事

Tessen_ami

ひご作りで手間取り、教室では編み方についてほとんど先生に聞けず、編むのは宿題となりました。

この課題を早く済ませるため、家で編み上げたいのですが、手がかりは編み方がかかれたペーパーだけです。

Nと逆NとVと・・・と教室で鉄線編みに取り組んでおられる方が口にしながらあんでおられるのをよく見聞きしていましたので、そういうものを目安に 編むんだなという程度のことしかわかりません。よく見たら六つ目にも見えるのでその変形かとも思いましたが、実際にやってみるとそういうものでもありませんでした。

そして、Nと逆NとVと風車と・・・というのをもらった解説ペーパーを見ながら
編んでいましたが、そう簡単に法則を見いだせません。資料の解説には限度がありました。資料以上の本数を編まなければ籠は完成しません。

資料にある本数に達するまでに何とか法則を見つけようと思いつつ、自分なりの法則を見つけようとしました。一辺を見て、どこをすくってどこを押さえるのかというのがイメージできないのです。どうやってこれを見つけるかという事が私の中の課題でした。

そこで、思い出したのは教室で先生がおっしゃっていた風車状の目が所々に出てくるという事。私の中に所々とは一体どこだということが気になっていました。風車目を手がかりに資料と編み上がった目を観察していると法則性が見えてきました。
以下は私が気づいた5法則です。

・法則1
 風車状の目は一辺を横にした時に縦に出現していくことに気がつきました。そして、その一辺の上下上下と互い違いに現れています。(写真の赤○とその上にある矢印参照)

・法則2
 風車上の目の左側にN、右側に逆Nが出現しています。
 つまり、「・・・N、風車、逆N、N、風車、逆N、N、風車・・・」という順で出現します。つまり、風車になる目を見つければ、編み方が見えます。(写真の赤Nと黄色逆N参照)

・法則3
 横ひごを入れるときは、Nはすくって、逆Nは押さえます。この時、風車の目ができているかをチェックする。(法則2を意識して入れる)(写真の赤Nと黄色逆N参照)
 つまり、風車の目は左のNをすくうことと、右の逆Nを押さえることにより作られているのです。

法則4 
 2段下のひごのすくい方と同じになる。つまり、数段編んだら法則など考えず、2段下と同じようにひごをすくっていけば良い。(写真の青矢印参照)

・法則5
 よくみると大きな六つ目が見えてきます。その目の中に出来ている模様は、風車目の物と、上側に△(三角)と下側に▽(逆三角)が重なって六芒星を形をつくっているものの2種類が見える(編む時に参考にならないと思って写真では解説していません)

ほかにも、Nがジグザグと右側にあがっていくとか、Nも縦に並んでいるとか色々といえると思います。

そして、横ひごを入れた時に、次に横ひごを入れたときに法則2が成り立つように、ひごを組み替えてやる必要があります。これは六つ目など他の籠の編みと同じです。具体的にはNの上に出てくるVの時を組み替えてやります。

押さえとすくいがわからなくなれば、目安として風車の目を探すことにより、左のNをすくい、右の逆Nを押さえるということがわかるのです。そして風車状の目は必ず縦に並んでいるのです。後は2段下のすくい方に注目です。

それに気がついてからは資料を見なくても編めるようになりました。

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