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マグリット展

Magritte20150915

京都市立美術館で開催されているマグリット展(2015.7.11-10.12)に行ってきました。京都市立美術館では現在ルーブル美術館展も開催しています。ルーブル展は知名度があるためか、美術館の外に列ができていましたが、マグリット展は比較的空いていてすぐに入れました。

チケットは共通券も販売されていました。

(古い話で恐縮です。書きためていた記事です。)

今回は、マグリット展のみを見ることにしました。本当のところ、私はマグリットという画家について私は全く知識がありませんでした。しかし、駅に 貼っていたポスターに魅せられてしまいました。砂浜に打ち寄せる波、その上空に巨岩が浮かび、よく見るとその岩の上には岩の城が小さく配置されています。

このどことなく不思議で、ダリの作品と同じ系統の絵だなと思いました。ダリといっても実はあまり知りません。美術の教科書に載っていた「燃えるキリン」という作品しか浮かびません。でも、この不思議な絵はその空想的な何ともいえない面白味を感じました。

実際、この作家の作品はキュービズムのような絵から始まり、様々なものをモチーフに不思議な空間が繰り広げられていました。でも、全体を通して感じたのは、一つの空間の中に異質な物体をおくことによって感じる違和感。これが面白味の一つとなっているのだということです。

例えば、冒頭で紹介した「ピレネーの城」という作品の横に「ガラスの鍵」という大きな作品がありました。これも岩が忽然とあり得ない場所に存在するという作品でした。
浮かんでいると言うよりも山脈の上に大きな岩がポツンとおかれているのです。そのほかは山脈の風景がです。右上からまぶしく太陽の光が射し、山につもった雪が反射し得自体は淡く浮かび上がっているのですが、山頂付近におかれた岩が不自然で目が離せない作品でした。

ほかには「光の帝国」という作品は街角の風景が描かれているのですが、どこか違和感があるのです。これは上半分に広がる白い雲の浮かぶ青空と対照的 に下半分にある街の風景は夜の闇で満ちにはガス灯がともっているのです。一見、明るい空の光で暗くなっているのかと思うのですが、全く別の風景が一つの画 面の中で一つになっているのです。

よく似たモチーフが組み合わされたものが別の世界を作り出す。その不思議な空間がとてもおもしろく感じました。 とても楽しい展覧会でした。

2015.9.15 pomera

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