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情報と家畜化

情報処理技術がまだまだ身近でなかった頃、私たちは自分で入手した情報をノートに整理して、自分だけのデータベースを作っていました。情報を整理する時点で多くの知識が頭の中で整理され、ノートは思い出すきっかけ。そういうものでした。
知識を身につける行為は雑多な情報を自分なりに整理し脳に定着させる作業です。

パソコンが普及しだしても、ネットワークがない時代は記録が紙からデジタルになっただけで、基本的には同じでした。

しかし、インターネットが出始めてから、全ての情報はネット上にあるいう安心感からか自分なりに情報を整理することもなくなりました。かと言って、時間ができたかというと逆でなぜか、情報端末を一日中触っていて、逆にそれまでやっていたことがおろそかになってしまう。それが多くの人の実感ではないでしょうか。

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油抜きと竹の栄養の関係の推測

Take20160819

青竹を割って立てておくと、竹の身の部分に多くの蟻がたかっていました。この様子を見て、竹の身の部分には糖分が多く残っているのだと思いました。

少なくとも油ぬきをした竹を割って立てておいても蟻がこんなに集まっているのは見たことがありません。よく見ると、表皮側ではなく、竹の内側に蟻がたくさん集まっているのがわかります。(ちなみに、この竹は昨年12月に切り、陰干ししてあったものです。)

このことから、竹の油抜きの処理は、水分だけではなく、やはり、栄養分にも影響を与えているのではないかと思うようになってきました。

実際に籠を編む場合は、表皮を使うため、竹の身に栄養分が残ろうと残るまいと関係ないと私は思いますが、保存という点から考えた場合はやはり影響を考える必要があるのかもしれません。

しかし、表皮を熱したからと言って、内側にある糖分まで表に出るとは考えにくいので、やはり熱で変質するのか、水分が抜けると臭いがしないので蟻もよってこないのか・・・。いずれにしても、竹の保管を考えた場合は重要な点かもしれません。

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本かがり

作っている籠について最近なかなか記事にしていませんでしたが、ちゃんと作っています。

今作っている籠は、私が初めて設計図(と言う名の絵)を描き、作った籠です。その設計図は持ち歩いているうちに、紛失してしまいましたが・・・

本当はもっと最初から書きたかったのですが、ついつい後回しにしているうちに、時期を逸したという感じになってしまいました。

Take20160818

もともと、悩みながら作るので遅々として作業が進まない私ですが、ようやく籠の縁のかがりまでやってきました。

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Musee national des arts asiatiques - Gumet

フランスのギメ美術館で田辺小竹さんのインスタレーションの展示が行われています。インスタレーションとは作品としての物として残るのではなく会期が終われば壊してしまうため、”もの”として残る作品ではなく、記憶に残る作品とのことです。

ギメ美術館のホール一杯に作られた竹の作品は、とても迫力があることでしょう。

4月から展示されています。会期はあと一ヶ月を残すところとなりました。パリに行かれる方はぜひご覧になってください。

と、いう私は、行く予定をしていたのですが、2度目のテロが発生してしまい、周囲から反対されたので涙をのんで見送りました。残念。

(ギメ美術館は東洋の美術品を収集しており、日本の浮世絵を多数収蔵していることでも有名です。過去には日本で展覧会が開かれたこともあります。)

Musee national des arts asiatiques - Gumet

 

会場:ギメ美術館(フランス パリ)

会期: 2016年4月13日 - 9月19日

Design Code 田辺小竹 - 五大 -インスタレーションの展示

ギメ美術館のサイトの紹介記事

田辺小竹ブログつながり「ギメ美術館 竹のインスタレーション 完成!!」


過去の関連記事

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Bamboo Tradition in contemporary form

オーストラリアのメルボルンのビクトリア美術館で竹の展覧会が開催されています。

欧米ではよく展覧会をしていますが、豪州での竹の展覧会というのは珍しいのではないでしょうか。

見に行きたいと思うのですが、ちょっと遠いですね。

「Bamboo Tradition in contemporary form」

会場: オーストラリア・メルボルン ビクトリア国立博物館

会期: 2016.7.7 〜 2017.2

美術館のサイトの展覧会紹介ページ

( http://www.ngv.vic.gov.au/exhibition/bamboo/ )


出品されている方のサイト(五十音順)


追伸
この展覧会はブログへのコメントで紹介いただきました。
阪田さん。ありがとうございました。

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竹を切る時期と油抜きについての推測

Take20160326

竹を切る時期については、秋から冬にかけての時期がよいとされています。それは、竹の中の水分や糖分が少ないため、この時期に切った竹には虫がつきにくいというのが、科学的な理由らしいです。でも、私はもっと時期的なものがあるのではないかという気もします。

以下に述べることは、本などの知識ではなく、私の経験上の推測です。なんの裏付けはありません。念のため…

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「廣島一夫さんの仕事」展

「日之影の竹細工職人 廣島一夫さんの仕事」と題した展覧会が東京のギャラリーで開催されます。

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