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「シン・ゴジラ」見ました

ゴジラ映画は、完全子供向けゴジラから、ハリウッドのジュラシックパーク風ゴジラ、そして前回の日本のゴジラに近いハリウッド版と、公開すると必ず見てきました。

今回のゴジラは、未知の恐怖が迫り来るという「ゴジラ」本来の姿がリアルでした。そして、初代ゴジラは核兵器のメタファーだったのに対して、シン・ゴジラは明らかに原発事故のメタファーです。

初代ゴジラは、原爆や東京大空襲で実際に東京が破壊される様子を目の当たりにした世代が作ったものです。そういう迫り来る、空襲や原爆の恐怖というものの象徴としてのゴジラであったのだと思います。

一方、シン・ゴジラの方は、まさに、私たちが経験した東日本大震災や大津波、原発事故など未曾有の災害のメタファーなのです。突如襲い来る津波、暴走する原子炉、見えない放射能の恐怖。そんな経験が投影されているのです。あの経験があったからこその作品だと私は思いました。

ゴジラのシーンは今回完全CGだということでした。監督がエヴァンゲリオンの庵野監督ですので、迫力あるシーンの見せ方はとてもうまかったです。

その、怪獣シーンの出来の良さ、リアリティに比べていまいちなのが実際に人間が演じている登場人物のリアリティのなさです。がっかりです。

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籐こなし

Take20160924

補強パーツの制作は一時休憩して、皮籐を作る作業を行いました。皮籐は染色するために、表面をコーティングしている層をやすりで削り落としさらに紙やすりをかけて磨く作業はすでに終わっています。

竹でひごを作るのも難しいのですが、この籐という素材もなかなか難しくすぐにうまくはいかなくて結構敷居が高いのです。前回、籠の縁をかがるための皮籐をとる時には本当に苦労しました。1.2~1.3㎜幅で0.4㎜厚。そして縁をかがるのですから最低でも、1mの長さはほしいところなのです。幅引きとせん掛けで、プチプチと切れてしまうは、厚みもまばらなものができてしまうはで、使えるものは限られてしまいました。ぎりぎり足りたという感じでした。しかも、長さが短いものが多くなってしまい、継いでばかりでした。

今回作る皮籐は、この前から苦心しているパーツを取り付けるのと、手を取り付けるときにかがる分です。ロスなく作りたいところです。失敗したらまた磨くところからスタートなのです。

(写真は左側が加工前の丸籐、右側が加工後の皮籐です。)

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竹魚籠の作成に挑戦された方の記録

以前、竹魚籠の作り方を掲載したサイトを紹介しました。でも、結局私はこの魚籠作りに挑戦していません。ヒゴ作りがうまく行かない事や籠はできてもふた部分の制作ができないことなどが理由でした。

偶然、実際に作った方がレポートを紹介されているブログに出会いました。形がよくてなかなかの完成度です。しかも、竹細工の経験もなく、教えてくれる人もいない中で、試行錯誤をして完成されたというのですから驚きです。

お父さんの中の子供たち(魚籠作り)
http://929.cocolog-nifty.com/blog/e/index.html

最初の竹を割りやヒゴとりなどは、私も全く同じ経験をしたので懐かしく思いつつ読みました。でも、壁にぶち当たると様々な工夫で乗り越えるその執念には感服しました。

蟻の一念岩をも通すといいますが、やはり実際に釣りをされる方は、竹魚籠を使いたい、自分で作ったものを使いたいという強い気持ちが完成まで到達させたのでしょうか。

私にはこのハングリーな精神が不足しているので、なかなか上達しないのではないかと気付きました。初心を思い出しました。

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害虫の発生と伐採時期との関係

竹の伐採時期は、以前、虫が少ないということだけではなく、作業の都合との関係もあるのではないかと推測を書きましたが、この本では科学的、統計的に考察を加えて害虫との時期とは関係があると解説していました。(参考文献:創森社 内村悦三 編 「竹の魅力と活用」 )

チビタケナガシンクイムシ、ベニカミキリ、タケトラカミキリについて竹の伐採時期と食害の多さについての比較が掲載されていました。
その結果、

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竹の害虫

食害の状態からここで紹介する便宜上、カミキリムシ系とシンクイムシ系に分類しておきます。画像はネットで検索するとたくさん写真があります。
 (参考文献:創森社 内村悦三 編 「竹の魅力と活用」 )

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竹材の食害

この夏、ちょうど梅雨が開けた頃のこと。割ってヒゴを取った余りの竹を立てて保管しているあたりを片付けようとした時のことです。

床に風邪薬のような顆粒状の粉が一面に散らばっていました。これは、虫の糞。やばいと思って、竹をチェックすると一本の竹を中心にして竹の皮側に小さな穴がたくさん開いているではありませんか!!

よく見ると、成虫もあるいています。3mmほどの小さな甲虫です。竹を食べる奴です。多分、シンクイムシ(もしかしたら、キクイムシだったかも)。カミキリの幼虫なら身竹を食べるので皮を使う籠の材料としては支障はないのだけれど、皮の部分に穴を開けられたらどうしようもありません。慌ててこの成虫が現れている竹やその周辺の竹を処分しました。

それ以後、出ていないので被害はそんなに広がっていないと思いますが、成虫も竹を食べるこのシンクイムシやキクイムシという奴らには困ったものです。

他の竹籠のブログを見ていたら食害の記事を掲載されていたので、少し手元の本をもとにして、竹の害虫について整理しておきたいと思います。

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火曲げに苦戦2

Take20160918_1

竹のパーツ作りの続きです。前回は2本作れたので、この連休中になんとか後2本とプラスアルファーを作るのが目標です。

しかし、曲げても曲げても焦げるし折れるし。全く成功しません。折れたもので曲げる練習をしたときは、曲がります。でも曲げたいところでは曲がらない。これはおそらく慎重になりすぎて火に当てすぎているのかもしれません。

そこまで、わかっていても何本も失敗を繰り返してしまうのです。これも修行と思いつつ竹を割り、ヒゴをつくりそして曲げては折れるという繰り返し。

成功する秘訣は、最初に曲げる場所をきっちりと決めず、おおよその検討で曲げてしまえばいいのではないかと思いつき、実際にやってみると大成功・・・・とはいかず、何本も失敗する中でようやく3本出来上がりました。

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火曲げに苦戦

Take20160911_1

今作っている籠の縁巻きが完成しました。本かがりは結構皮籐がたくさん必要なのです。それに1.2mmの皮籐なので、当然、ひと巻き1.2mmずつしか進みません。しかも、皮籐作りが下手なので、長いものがとれず、たくさん継がないといけないはめに陥っていました。

とはいえ、案外私は籐かがりは好きなので、苦しみの中でしたが結構楽しかったです。

さて、次に角の補強と、籠の装飾を兼ねて、4つの角に縦に竹を添わします。

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