« 竹魚籠の作成に挑戦された方の記録 | トップページ | 「シン・ゴジラ」見ました »

籐こなし

Take20160924

補強パーツの制作は一時休憩して、皮籐を作る作業を行いました。皮籐は染色するために、表面をコーティングしている層をやすりで削り落としさらに紙やすりをかけて磨く作業はすでに終わっています。

竹でひごを作るのも難しいのですが、この籐という素材もなかなか難しくすぐにうまくはいかなくて結構敷居が高いのです。前回、籠の縁をかがるための皮籐をとる時には本当に苦労しました。1.2~1.3㎜幅で0.4㎜厚。そして縁をかがるのですから最低でも、1mの長さはほしいところなのです。幅引きとせん掛けで、プチプチと切れてしまうは、厚みもまばらなものができてしまうはで、使えるものは限られてしまいました。ぎりぎり足りたという感じでした。しかも、長さが短いものが多くなってしまい、継いでばかりでした。

今回作る皮籐は、この前から苦心しているパーツを取り付けるのと、手を取り付けるときにかがる分です。ロスなく作りたいところです。失敗したらまた磨くところからスタートなのです。

(写真は左側が加工前の丸籐、右側が加工後の皮籐です。)

前回の反省

・厚みがあるにも関わらず、せんにかけて切れてしまった。
・幅引きもせんも、勢いよくやりすぎた
・割っているうちに捻じれてくる

細かい問題はありますが、大きく以上の3つ。

1点目の対策

厚みがあるまません掛けすると、身側が厚くなってくると、竹などを割っているときと同じように薄い方がどんどんと薄くなってきて切れるのです。

この前の教室のとき、皮籐を作ってる人方が、先生から裏すきをする時は竹割包丁を使うと切れにくいと助言をうけておられました。小刀は片刃だけど、竹割包丁は両刃なので食い込みにくいとのこと。
これだ!と思って、今回は、せんがけの前に丁寧に裏をすくことにしました。

2点目の対策

幅引き、せんがけとも、危なくなる直前で一旦立ち止まり、手で補正することを徹底すること。これしかありません。心の中の沸き上がる邪魔臭い気持ちを抑えるしかありません。ここで邪魔臭いと思うと、さらに邪魔臭いことがまっていると呪文をかけて。

3点目の対策

これは気合しかありません。前回も注意していたのですが、長いので気を抜くと捻じれてきてしまうのです。これは致命傷です。かがっていくのに気が付いたら裏むいていたでは話になりません。前回短い皮籐が多かったのは、このねじれが出たので切って短くしたという結果でもあります。

今回の挑戦

そして、今回の新たな挑戦。今まで皮籐を作るとき半分に割った後、更に半分に割っていました。でも、本当は半分に割った後のものを3分の1に割ることが求められていました。というのはそのほうが、ロスが少ないからです。1.2~1.3㎜をとる場合、半分を3つに割ってさらにそれを2分の1にします。するとほぼ目的に近いものが12本とれます。しかし、半分をさらに半分にした場合、出来上がるのは8本なのです。その差は削りくずになってしまいます。

ということで、半分3つ割りで作ることにしました。

結果
今回は、おおむね成功です。半分3つ割りも案外うまくいきました。何本か切れて短くなってしまいましたが、ロスが減りました。電子ノギスが電池切れで不慣れな普通のノギスで測っていたので、後で見ると少し厚みがあるようですが、集中が切れてきたのでここまでです。

皮籐の作業は、もう少し幅と厚みをチェックしたあと、面取り作業で終了です。


過去の関連記事

|

« 竹魚籠の作成に挑戦された方の記録 | トップページ | 「シン・ゴジラ」見ました »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/41440/64250707

この記事へのトラックバック一覧です: 籐こなし:

« 竹魚籠の作成に挑戦された方の記録 | トップページ | 「シン・ゴジラ」見ました »