« 聲の形 | トップページ | タマムシ色 »

「君の名は。」見てきました。

新海誠監督の「君の名は。」を見てきました。監督の作品は「言の葉の庭」を初めてみました。雨の日に出会った高校生と女性の心の交流を描いています。淡い恋心と別れそんな切ない少年の気持ちを、日常を淡々とたどることで表現しているストーリーとその映像の美しさに魅了されました。エンディングにかかる曲も見事にマッチしドラマチックなのです。私はこの映画を動画配信サイトで繰り返し見ました。トータル20回ほど見ました。

さて、今回の作品は、SF的な設定での少年と少女のラブストーリーです。公開中の映画で多くを語れないのですが、ざっと触れておきます。

夢の中で都会の少年と田舎の少女とが、体はそのままに意識だけが週に何回か入れ替わるという生活が続く中、二人の妙なコミュニケーションが生まれ、やがて相手のことが気になっていきます。

ところが、突然その入れ替わりが途絶えます。そんなの電話すればいいのにと思うところですが、電話は繋がらないのです。

ラストシーンなどは新海監督の作品で見たなと思うようなシーンもありましたが、こちらはハッピーエンドなのでなにより。トータルとしてとても心を打つ美しい物語に仕上がっています。少女との入れ替わりが突然消えた理由、携帯電話が通じない理由、少年が持っている組紐の理由。それらは、少年が少女の住む村を探しに行ったことから明らかになります。このシーンは見ているものに衝撃を与えることでしょう。

そこから、時空を隔ててつないだ、あったこともないが知っている少女を助けようとするのです。とても感動的でもあります。

詳しく話したいところですが、上映中の話題作ですので、このへんにしておきます。

この物語のベースというか、組立は、アメリカ映画の「イルマーレ」を彷彿とするものでした。このラブストーリーも結構好きだったんですね。これもハッピーエンドですので。気になる方は調べてみてね。もちろん、「君の名は。」を見た後で。

イルマーレ - ワーナー・ブラザース公式サイト

http://wwws.warnerbros.co.jp/thelakehouse/

物語の中には、小さな伏線みたいなものもさり気なく埋めこまれています。例えば、村の鎮守の神社の家に生まれ巫女として教育される娘。祖母からも祖母も母も他人になる夢を見たという。村を守るために神様が入れ替わりをしていたのだということも多くを語られませんが、入れ替わりの理由など。これら随所に埋め込まれた伏線がこの物語りの根本の現象を説明しさらに、結びつけてこの、時空を超えたラブストーリーの世界を成り立たせています。

また、同名の過去のドラマで有名な橋の上ですれ違うシーンを彷彿とさせる歩道橋の上ですれ違うシーンなどもさり気なく挿入されていました。

さて、この物語で少年が学校の国語授業で「逢魔が時」について、学んでいるシーンがあるのですが、こので教壇に立っている教師は、「言の葉の庭」に登場する雪野先生ではありませんか!!、おそらく同じ声優さんが担当しているように思えました。
きっとそうだろうと思い、エンドロールをじっと見ていると、見間違いでなければ「ユキちゃん先生」と配役名があり、名前をうろ覚えでしたが見たことのある字面の声優は確かに雪野先生役の声優さんでした。新海誠監督。なかなか遊び心があります。

|

« 聲の形 | トップページ | タマムシ色 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/41440/64290664

この記事へのトラックバック一覧です: 「君の名は。」見てきました。:

« 聲の形 | トップページ | タマムシ色 »