カテゴリー「思索」の記事

情報と家畜化

情報処理技術がまだまだ身近でなかった頃、私たちは自分で入手した情報をノートに整理して、自分だけのデータベースを作っていました。情報を整理する時点で多くの知識が頭の中で整理され、ノートは思い出すきっかけ。そういうものでした。
知識を身につける行為は雑多な情報を自分なりに整理し脳に定着させる作業です。

パソコンが普及しだしても、ネットワークがない時代は記録が紙からデジタルになっただけで、基本的には同じでした。

しかし、インターネットが出始めてから、全ての情報はネット上にあるいう安心感からか自分なりに情報を整理することもなくなりました。かと言って、時間ができたかというと逆でなぜか、情報端末を一日中触っていて、逆にそれまでやっていたことがおろそかになってしまう。それが多くの人の実感ではないでしょうか。

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竹の原点と人生の指針

Sikisi20160616

写真は、小学校の卒業記念に私が描いた絵に校長先生が揮毫してくださった色紙です。

私が竹が好きだというのは、このブログの古い読者の方はよくご存じのことでしょう。その竹の原点といえるものが、この色紙なのかもしれません。

小学生のころ、竹を細く割って掛け軸風のものを作ったり、竹トンボや竹馬を作ったりと竹にとても親しんで過ごしました。

6年生の時に、卒業記念に色紙を描くことになりました。
墨書に似合う絵がいいと思って、結構悩み、竹にしました。竹の節の部分を白く抜き、節間だけを描くという竹の絵は、包装紙か何かにあったものを真似て描きました。

それから数十年。いまだに、竹が好きというは、なんだか私の人生の方向を決めた絵といってもいいのかもしれません。

私は、この絵に添えてもらう文章は、卒業後に何か指針となるかっこいい文がいいと思って、ことわざ辞典などで探しました。

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「京都」のみやげ~記号としての「京都」

地域活性化のためには地域で生産した材料を使い地域に住まう人達が地域で生産し地域を基本として販売活動をするということが大切であると考えます。
土産物は特に”地産地消”に近いものを求めたくなるというのは、私だけではないと思います。

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竹とストレス (竹セラピーのすすめ)

ずいぶんと前の話ですが、ラジオを聞いているとストレスをためないようにするには、どのようにすれば良いのかという話をしていました。

確か・・・元バレーボール選手の・・・名前を忘れましたがスポーツを通じてのメンタルのアドバイスなどをされている方の話でした。

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「若者の村社会回帰」

一つ前の記事を書いていて、別の雑誌に書かれていたことと関連するかなと思ったことがあります。

携帯電話が普及した頃、孤独な若者たちはつながりを求めて携帯電話のメールにのめり込むと言われていました。今ではLINEなどで始終繋がれ手放せない状況の若者も多いという報道も見ます。過度につながるツールに縛られ、振り回されていたりもします。 プレジデント2015.1.12号にそんな現在の若者についての記事がありました。

おおむね次のような内容でした。

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「風景をつくる」 ということ

毎日新聞に「山本さんちのあっ!?」(随筆家 山本ふみこ)というコラムが連載されています。平成27年1月26日朝刊掲載分のタイトルが「風景をつくる」というものでした。共感する内容でしたので、少し感想などを書いておきます。

まず、内容を要約して紹介します。

横断歩道の信号待ちしていると「ふざけるな。ばかやろう」という怒鳴り声がした。自分に向けられたものかと思い振り返ると、若い母親が子供に向かって発した言葉であった。

筆者は考える。

>「ばかやろう!」と叫ぶのは簡単だが、別のことば、ことばでない所作に置き換える方が有効だ

と。そして筆者は、先の母子の様子を見て、この世の中の「風景」について考える。

>わたしたちは風景を作りながら生きている。不穏な叫び声より、「お先に失礼します」「どうぞう」「どうされましたか?」「手袋が落ちましたよ」などの言葉がある風景の方がずっとずっと素敵。

そして、最後に

>わたしたちは風景をつくりながら生きている。

私はこれを読んで「風景をつくりながら生きている。」ことについて考えました。

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竹の魅力(10年を振り返って)結

「竹の魅力」というタイトルで10年を振り返り思うことを書いてみましたが、学んだことや感じたことの羅列になってしまいました。では、あらためて魅力とはなんだろうと考えてみると・・・

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竹の魅力(10年を振り返って)3

竹籠を作るようになって、学んだことは竹工芸の技術だけではなく、精神面などのことも考えることが多くありました。いくつか紹介します。

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竹の魅力(10年を振り返って)2

前回は、竹籠作りを始める時に考えていたことなどを振り返りました。きっかけは身近にある竹を使って活用する安上がりな趣味にしようとする単純な動機でした。しかし、色々と考えていくと様々な事を感じるようになってきました。
今回は”竹の声”についてです。

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竹の魅力(10年を振り返って)序

先日、あるところで、竹籠を作ることの魅力についてたずねられました。
私が竹籠を作るようになったきっかけや、魅力についてはこのブログで時折書いてきましたが、改めてたずねられるとうまく答えられませんでした。

竹を習い始めてしばらくしてから、このブログを作り始めました。振り返れば、このブログも昨年でまる10年です。そこで、新年を迎えたということもあり、初心に帰り、竹についての思いをもう一度振り返って書いておきたいと思います。

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