竹藪の道の修繕をしています
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4代竹雲斎「雲龍」に使われている「鳳尾竹」。
鳳尾竹花籃―雲龍― 竹雲斎襲名展
http://kounsai.cocolog-nifty.com/bamboo_baskets/2017/07/post-9fb3.html
本当の煤竹でも、茅葺きの家屋がほとんどなくなった現在においては入手が困難となってきました。そんな中で、この作品に使われたものは、さらに希少な煤竹ということを伺いました。私は”鳳尾竹”とは聞いたことがなかったので、実際にどのような竹なのか気になりました。
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以前、青竹に蟻がつくという話をしましたが、その竹をそのまま放置しておくと、台風の前後の蒸し暑い時に一気にカビてしまいました。
しかし、その竹をよく観察すると、やはり表皮から2mmくらいまではあまりカビがついていないのです。(写真では左側が皮側、右が竹の内側)
カビが好む条件等いうのは、温度、湿度、養分です。
つまり、湿度が高くなる、梅雨や湿度が高い気候はカビが好む条件ですが、その中でも、竹の内側つまり、身竹の部分に多く養分があり、そして、ヒゴを作る部分である表皮から少し内側の部分は養分が少ないのだと思います。
竹は繊維の束です。この構造が竹の柔軟性や強度に影響しているのだと思います。この構造がカビ具合と何か関係があるのでしょうか。
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竹の伐採時期は、以前、虫が少ないということだけではなく、作業の都合との関係もあるのではないかと推測を書きましたが、この本では科学的、統計的に考察を加えて害虫との時期とは関係があると解説していました。(参考文献:創森社 内村悦三 編 「竹の魅力と活用」 )
チビタケナガシンクイムシ、ベニカミキリ、タケトラカミキリについて竹の伐採時期と食害の多さについての比較が掲載されていました。
その結果、
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食害の状態からここで紹介する便宜上、カミキリムシ系とシンクイムシ系に分類しておきます。画像はネットで検索するとたくさん写真があります。
(参考文献:創森社 内村悦三 編 「竹の魅力と活用」 )
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この夏、ちょうど梅雨が開けた頃のこと。割ってヒゴを取った余りの竹を立てて保管しているあたりを片付けようとした時のことです。
床に風邪薬のような顆粒状の粉が一面に散らばっていました。これは、虫の糞。やばいと思って、竹をチェックすると一本の竹を中心にして竹の皮側に小さな穴がたくさん開いているではありませんか!!
よく見ると、成虫もあるいています。3mmほどの小さな甲虫です。竹を食べる奴です。多分、シンクイムシ(もしかしたら、キクイムシだったかも)。カミキリの幼虫なら身竹を食べるので皮を使う籠の材料としては支障はないのだけれど、皮の部分に穴を開けられたらどうしようもありません。慌ててこの成虫が現れている竹やその周辺の竹を処分しました。
それ以後、出ていないので被害はそんなに広がっていないと思いますが、成虫も竹を食べるこのシンクイムシやキクイムシという奴らには困ったものです。
他の竹籠のブログを見ていたら食害の記事を掲載されていたので、少し手元の本をもとにして、竹の害虫について整理しておきたいと思います。
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写真は、小学校の卒業記念に私が描いた絵に校長先生が揮毫してくださった色紙です。
私が竹が好きだというのは、このブログの古い読者の方はよくご存じのことでしょう。その竹の原点といえるものが、この色紙なのかもしれません。
小学生のころ、竹を細く割って掛け軸風のものを作ったり、竹トンボや竹馬を作ったりと竹にとても親しんで過ごしました。
6年生の時に、卒業記念に色紙を描くことになりました。
墨書に似合う絵がいいと思って、結構悩み、竹にしました。竹の節の部分を白く抜き、節間だけを描くという竹の絵は、包装紙か何かにあったものを真似て描きました。
それから数十年。いまだに、竹が好きというは、なんだか私の人生の方向を決めた絵といってもいいのかもしれません。
私は、この絵に添えてもらう文章は、卒業後に何か指針となるかっこいい文がいいと思って、ことわざ辞典などで探しました。
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妻が竹好きの私のためにいいのを見つけたと仕事帰りにお土産を買ってきてくれました。
それは、緑色が涼やかな竹林をデザインした紙ナプキン。おお、すごい。竹柄デザインを好む私にとってはとても面白い一品でした。
表のラベルはすべてアルファベット。KYOTOと銘打ち京都土産を強調しています。和風のデザインで、いかにも海外からの観光客を狙ったような商品です。
しかし、この竹のデザイン。なんとなく京都を感じない。どちらかというと中国を感じる。そう思って裏面のラベルを見ると、Made in China。やっぱり中国の竹林の図でした。
京都と銘打つ商品なのに中国製品。これって、如何なものか・・・。
中国人観光客がうっかり買って帰ったらがっかりな商品ですね。
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