カテゴリー「竹一般」の記事

竹の切り倒しの簡単な方法

 この前の日曜日、竹を切りに山に入りました。竹細工のの材料をとるためではなく、不要な竹の侵入を防ぐためです。

私の家の裏山は結構急な斜面の山です。そこにもモウソウダケが侵入しています。家の裏がモウソウダケの藪になっては困るため毎年切り倒しています。

 竹藪が茂るのが困るが竹を切るのはしんどいという人はこの時期に切りに入ることをおすすめします。
 ねらうのは、竹ではなく、竹になりかけている筍です。今回は入るのが少し遅くて竹になりすぎていて切りにくいのものが多くありました。まだ竹になりきっていない筍は柔らかく鋸ですいすいと切れます。また、倒しておいても腐りやすい為、邪魔になりません。ただ、切る次期が早すぎるとそのまま伸びてしまいますので注意が必要です。

 竹紙はこの竹になりかけの筍を原料にするそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

竹林の光景

Chikurin0903 季節は着実に春に向かい、地面の下では筍が動き始めています。もうすぐ忙しい季節の始まりです。

その直前の季節の竹林が私にとっては一番好きな光景です。
枯れた竹や笹を片付け、手入れをした竹林はとても美しく、空気もすんで笹を渡る風が立てる音もとてもすがすがしいものです。しかもまだ、やっかいな蚊や虻もいません。竹林にいると心地よく飽きません。(筍が出だすと忙しくてへとへとになってしまうのですが・・・。)

写真から、そんな心地よい感じが皆さんに伝わるといいな。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

初物の筍

Takenoko090301a 今年初めての筍を収穫しました。と、言っても掘るために探したものではありません。

竹藪で土入れの作業をするのに土を掘っていると、偶然出てきた根っこ(地下茎)に大きな筍がありました。自然の営みは、着実に春に向かって準備をしています。この筍は、神棚に供えました。

ところで。春といえば、この土日、竹藪で仕事をしていたらくしゃみが止まらなくなってしまいました。すっかり、花粉症です。竹藪への道に杉の木があるのです。やられてしまいました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

油抜きの考察

竹マニアさんが、油抜きの記事をブログに掲載されていました。切ったすぐに油抜きをするのと、一ヶ月後にするのとでは違いがあるという話題です。

折しも、私も門松を作る時に切ってきた竹の残りを油抜きをしていました。Ptake090117竹マニアさんは伐採後2日目では油抜きがすっきり出来ないと書いておられました。ちょうど私も一ヶ月に満たない乾燥しきっていない竹を利用しました。ちょうど写真一番右の竹です。今回は石油ストーブで油抜きをしたのでムラだらけです。乾燥しきっていないので切り口からは湯気が出るし、水が滴る状態での作業でした。

作業中は結構全体的に緑なのですが、時間が経つと褐色というか、濃い緑の部分が目立ち出しました。おそらく表面近くの水分が熱で奪われた時には色が抜けるのですが時間と共に内側の水分が表面近くに出てくるためのような感じがします。

ところが、この竹と同時に同じ方法で油抜きをした竹を割ったのが真ん中の褐色の竹です。割った後に天日に干しておきました。竹の内側にも風があたり、乾燥しやすく天日にも当たりやすくなっています。濃い緑だった部分が褐色に変化しました。全体的に水分が抜けてきたからだと思われます。そのすぐ隣にある濃い緑色の竹が一本だけありますが、この竹は更に細く割った物を皮の部分を日光に当てていなかったものです。割る前と同じ色をしていました。

さて、一番左の竹をご覧下さい。これは真ん中の竹を割った時に身の部分を削いでおいた物です。油抜きをした時のムラがすっきりと美しい緑色になりました。これは水分を含んでいた身竹を削いだため乾燥が進んだためだと思います。そして天日に干していないので緑色が残っているのでしょう。

油抜きをすることの目的としては、白竹にするためですから、緑色のままでは不本意です。もっと天日に干して必要があるのかもしれません。しかし、時間と共にこの緑色は抜けていきます。以前にこの緑の竹を利用して籠を作成しました。この籠は人にあげてしまいましたので、現在どんな色の変化をしているのかわかりません。

いずれにしても、最初の油抜きのムラのある状態は良いとは言えないでしょう。次回は上手く行きますように・・・。

過去の関連記事

油抜き

| | コメント (4) | トラックバック (1)

竹藪への肥入れ

久し振りに竹藪の仕事を手伝いに行きました。田んぼは風が強くて寒いのですが、竹藪は山間にあるため、風が当たらず寒さが随分とましでした。

今日の作業は、筍が大きく育つように、施肥作業です。時期的には少し遅れているように思います。この後、土入れを行います。隣の藪では土入れをされていました。

父が呼ぶので何かと思い見に行くと、指さすところにかわいい筍が頭を見せていました。もちろんまだ土の中にありますが、少し土が盛り上がっているのです。去年は余り出なかった所なので、今年は沢山でるかもしれないとのこと。掘るには小さすぎるので、埋め戻されました。

寒波が来ているとかで、寒い日が続いていますが、自然は着実に春に向け準備をしています。

写真がないので、絵を描きました。絵手紙風に歌を添えて・・・。

「風花の舞うを知らずに

  筍の赤子はゆりかご 春を夢見る」

Cocolog_oekaki_2009_01_10_23_32

| | コメント (0) | トラックバック (0)

竹製品利用の必要性(エコと竹)

前回の記事の最後のまとめが物足りなかったので、もう少し深く考えてみたいと思います。

竹製品が何故使われないかというと、やはり竹の代替品のプラスチックの方が大量に安く製造でき、扱いも簡単ということがあると思います。さらに、現在ではその竹製品でさえ輸入されているものが多くあります。

最近は温暖化対策などからエコロジーという言葉が一般化していますが、今の日本のエコの動きには違和感を感じます。排出権を買ったり売ったりすることや、個人レベルではレジ袋をもらわずエコバック(一昔前でいうところの買い物籠)を持って行く事もどこかファッションのようでなりません。

本当にエコを考えるならば、見かけばかりとりつくろったものではなく、(もちろんエコバックでの買い物も取り組みとしては必要なことです。)資源を浪費しないためなら、輸送で石油を浪費しない近くで採れた野菜を買う等、1つ向こう側の事を意識をする必要があるはずです。

エコロジーということを考える時、もっと家庭で竹製品を活用することが大切だと思うのです。竹は、再生産が木よりも早く、切り倒すことによる環境への負荷は小さい。例えば竹のザルとプラスチックのザルを比較すると利用する人にとっては、プラスチック製が楽です。使用後に干す手間もかかりません。しかも安価です。ところが、このプラスチックは石油で出来ています。製造にも二酸化炭素が発生します。さらに、これを廃棄することは環境への負荷が多くなります。土に返らないし、燃やせば二酸化炭素を出ます。一方、竹製品は土に返るし、燃やして二酸化炭素が出ても、また竹が吸収する循環の輪の中にあります。

もちろん、ここでいう竹製のザルが外国産なら話は別で、外国から運んでくる船が環境への負荷をかけます。国産の近くで栽培されされた竹を使い作られる国産の竹製品をもっと関心を持って使っていくことがエコロジーの視点からも大切だと思います。。(もちろん、天然素材の製品全般)

日本の竹製品を作り出す技術をもっと活用していく必要があると思います。芸術品としての竹もすばらしいのですが、民具としての竹ももっと見直していかなければいけないと思います。もちろん、美術品としての竹も、日本ではあまり注目されず多くの作家の方が外国人のコレクターとの取引をされています。日本人が道具としての竹製品を見直し生活に取り入れること。それが放置竹林問題の解決へもつながっていくのではないでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

しのぶ?

Ptake_shino   子供の頃から、”しのぶ”と教えられて釣り竿にしたり、野菜を作る時に使ったりしている竹があります。実際、この竹が”シノ竹”というのか、”メダケ”というのか本当の名前がよくわかりません。
 先日、竹籠の材料に使用と思って、この竹を切ってきました。細い竹なのでヒゴをたくさんとるにはまだ足りないかもしれません。今は、切ってきて皮を削ぎ落とし、洗って干しているところです。マダケと同じように油抜きが必要なのかと迷っているところです。竹が細いので、ヒゴの本数を確保するためにはまだ本数が少なかったかもしれません。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

放置竹林対策。こんな研究も。

 放置竹林の対策に、牛の放牧を利用した研究をしているところありましたので紹介します。牛に筍を食べさせるという研究を継続して行っているようです。
 山の近くでは猿やイノシシ、シカの害にも悩まされていますのでその対策も合わせて研究されています。面白いですね。

京都府畜産技術センターhttp://www.pref.kyoto.jp/chikken/ )の記事から、牛を使った対策について、ピックアップしてみました。

2005年
5月 タケノコの採食性試験を実施(PDFファイル、118KB)
8月 竹チップの採食性試験を実施(PDFファイル、58KB)

2006年
2月 竹林及び獣害防止のための和牛放牧の現地準備(PDFファイル、70KB)
5月 和牛放牧で竹林拡大防止効果を調査(PDFファイル、107KB)
8月 竹林放牧試験地の現在の植生(PDFファイル、148KB)

2007年
2月 皆伐竹林における和牛放牧効果を発表(PDFファイル、474KB)
4月 和牛放牧による竹林拡大防止効果を調査(PDFファイル、247KB)
6月 竹林放牧試験地の発筍、採食状況(PDFファイル、299KB)
12月 竹林放牧試験地におけるタケノコの発筍、採食状況(PDFファイル、198KB)

2008年
3月 猿害対策はレンタカウの放牧で!(PDFファイル、223KB)
4月 竹林での試験を開始(PDFファイル、264KB)

*** 過去の竹林整備に関する記事 ***
竹林整備

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年筍

Ptake2008_1  今年は筍掘りについての記事をあまりかけませんでした。季節はずれとなりましたが写真を紹介しておきます。(今は淡竹の季節ですね。)

 

Ptake2008_2   笹の葉が結構散っていますのでわかるように写真は筍掘りの季節の後半で撮った物です。底根から出る季節ですが、まだ株付のいい筍を見付けました。

  今年は筍が不作でした。でも、豊作の地域もあったようでした。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

竹との遭遇。東京ミッドタウンにて

Ptk_midtown  東京に行っていました。六本木のビジネスホテルに泊まっていたので、近くにあった東京ミッドタウンと、六本木ヒルズをついでに観光してきました。

 東京ミッドタウンの入り口付近には竹が植えられていて、細い筍も出ていました。(ここの紹介は以前竹マニアさんのブログでもされていました。

 そして、ショップの中央にも大きな竹があったので、「植えているのか?」と思いチェックしたところ、本物の竹を使っていましたが、植えたものではありませんでした。
 入っている店の中には外国人向けの日本のお土産を扱う店も多くありました(註1)。竹バックや竹籠を扱うお店がいくつかありました。輸入物ではないかと思われる竹籠から作家さんの作った製品など色々。シノ竹を使った目籠もありました。
 
 ミッドタウンの各階(地階除く)ともどことなく落ち着いた良い雰囲気でした。おそらく木をふんだんに使っているからかと思い材質をチェックしました(註2)。するとなんと竹ボードを使用しているではありませんか!!しかも本物です。よく見ると床もそうです。ピンヒールの跡が痛々しくもありましたが、確かに床も竹ボードです。どおりで落ち着くはずです。

 こんなに、ふんだんに竹を取り入れたところを見たことはありませんでした。なんとなくうれしくなりました。でも、この竹ボード。多くが中国で生産されたものだということが少し残念でした(註3)。

東京ミッドタウンの竹ボードに気が付いている方がいらっしゃるかネットを検索してみるとやっぱりいらっしゃいました。
「東京ミッドタウン 竹 床」などと検索すると結構出てきます。写真も沢山あります。1つだけ紹介します。

「竹虎四代目が行く」http://www.taketora.co.jp/diary/2007/06/post_46.html

-----------------------------
註1)六本木は、なぜか外国人が多いところでした。泊まったホテルではスペイン語のお客さんがとても沢山いて、外国に来たのかと思うほどでした。)

註2)東京メトロ六本木駅からミッドタウンに続く地下道にも壁に木目調のところがあって、良いなと思ってチェックすると金属への木目プリントでがっかりしましたので。

註3)国産の竹を見直して欲しいものです。

関連する過去の記事-----------------------------
「暮らしの中の竹づくし」展
「中国産に思う2」

| | コメント (2) | トラックバック (0)